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11月18日開催:2023年度第3回勉強会「DV加害者プログラムが目指すジェンダー平等の社会」(オンライン)

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2023年度 第3回勉強会/オンライン

DV加害者プログラムが目指すジェンダー平等の社会

日時2023年11月18日 (土) 18:00-20:00/17:50開場
オンライン配信配信URLは、参加申込が完了した時点でご連絡します。
参加費会員:500円
一般:1,000円
学生:500円(大学学部生まで、学年入力欄あり)

当会では随時会員を募集しております。ご入会いただきますと、今後の勉強会は会員価格でご参加いただけます。入会ご希望の場合は、「入会のご案内」をご覧ください。なお入会手続きには1~2週間程頂戴しております。何卒ご容赦ください。

講演概要

「DV加害者プログラムが目指すジェンダー平等の社会」という本講演のタイトルは、DV(ドメスティック・バイオレンス)とはGBV(ジェンダー・ベイスド・バイオレンス)、即ちジェンダー格差に基づく暴力であるということを意味しています。つまり、DV加害者がDVをしてしまう背景にあるのは、男性優位という価値観に基づいた思考パターンです。これは彼らが社会の中で学んできてしまったことであり、言い換えればDVは社会が生み出したものと言えます。DV加害者プログラムの目的の一つは、無意識に学んできてしまったこうした価値観を「学び落とす」こと、そしてジェンダー平等の価値観を「学び直す」ことにあります。
本講演では、以上のような大枠を踏まえて、次のようなことをお話ししたいと思います。

  • DVとその背景(「力と支配」「ジェンダーバイアス」「暴力容認意識」)
  • DV加害者の実態
  • DV加害者プログラムで行うこと
  • DV加害者が「変わる」ために取り組むべきこと
  • 加害者プログラムが「被害者支援の一環である」ということ
  • DVを生まない・許さない社会にしていくために

DV加害者は決して特殊な人たちではありません。男女問わず誰もが多かれ少なかれ彼らと同じような価値観や思考パターンを学び、備えています。DV被害者もジェンダーの学び落としが必要です。ジェンダーを問わずみんなが互いを尊重し合い、誰もが自立した人生を生きることのできる社会を実現すること。それが、DV加害者プログラムが究極的に目指すことなのです。

講師紹介

田中剛太

一般社団法人PROVE共同代表。一般社団法人アウェアでのDV加害者プログラム及び被害女性プログラムのファシリテーターを経て、2023年4月にアウェアから分離独立してPROVEを設立し、引き続き加害者プログラムを実施。DV加害者更生教育プログラム全国ネットワーク(PREP-Japan)運営理事。児童養護施設「若草寮」運営理事。元NPO法人女性医療ネットワーク理事。明治学院大学社会学部社会学科非常勤講師。社会学博士(専門はエスノメソドロジー/会話分析)。

参加方法

Peatixからお申込みください。

※お申込の際の個人情報は、申込後の事務連絡、統計資料等の作成に使用いたします。利用目的以外での使用は、一切いたしません。

※Zoomによるオンライン開催となります。
※ご購入後のキャンセルにつきましては承れませんので、予めご了承ください。