第26回:思春期に知った父母の不倫により性行為に嫌悪感を抱いてきましたが、最近考え方が右往左往しています。
今回は、ペンネームうたこうぽう様、50歳男性からのご相談です。
「私が思春期のころ、父は海外にて金銭を出し売春行為を致し、継母は同級生の父と不倫に及んでいました。この出来事から私の出した結論は、キスやハグは自分の人生に必要ないと判断しました。そう肯定する一方で、最近間違っているのではないかと、考え方が右往左往する様になりました。(これは純粋な疑念ですが)上記の通り、いわゆる性体験はなくサブカルの世界にひたり、雑学を詰め込むことによって、気分を紛らわせていました。やはり私は、性行為に対して嫌悪感を抱き逃避しているでしょうか?」
ご相談内容をもっと詳しく知りたく、うたこうぽうさんへ思春期当時の状況についてお伺いするメールをお送りしたところ、丁寧なお返事をいただきました。その内容は動画にて紹介しています。
自分自身を守りながら、周囲との交流を積み重ねてこられたうたこうぽうさんのお話から、性の情報が思春期に与える重さを改めて感じました。
(動画内で相談者様のお名前を“うたこうぼう”さんとお呼びしていますが、正しくは“うたこうぽう”さんです。訂正してお詫びいたします。)
「性、セクシャリティ」は、長い人生の大半に関わる大切なテーマです。
今だから尋ねられることもあるのではないでしょうか。疑問、再確認したいこと、次の世代に伝えてほしいことなど、どうぞ相談室にメールをお送りください。
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2023年3月14日
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