高齢者やパートナーの若年性認知症などで、性的な課題を抱えた人が居る中で、そうしたニーズの解決は見過ごされているー小規模多機能施設を運営している会員の青木伸吾さんの問題意識からご提案頂いたプロジェクトです。性については、困って始めて学ぼうとしてもその場がない、あるいは誰に相談していいのかわからないなど、性科学の認識が薄い日本では難しい課題です。これは、別のプロジェクトである障がい者の性でも同じですが、そうした様々な切り口で性を見つめるプログラムの開発を試みています。
テキストとなるのは、堀口夫妻のご著書『夫婦で読むセックスの本』生活人新書(2008年)です。
少人数でのレクチャーとディスカッションを進めています。