わたしたちが活動してゆくための5つの柱

  1. 主に女性の健康の視点から性と生殖に関する健康と権利の推進をしていきます。
    妊娠や分娩ばかりでなく、月経、不妊、望まない妊娠や性感染症、更年期、女性ホルモンの積極的利用などについても積極的に考えていきます。
  2. 主に総合的な女性の健康(Women’s Health)を実現させる医療や保健システムの確立に向けて活動していきます。
    栄養や睡眠、ストレス、がん予防、メンタルケア、思春期や高齢者の健康問題など、女性の健康にも学際的な研究や医療の提供が必要とされています。
  3. 子どもからおとなまで、すべての人が享受できる性と健康に関する教育を実現させていきます。
    従来の性教育を見直し、個人の人権を尊重した科学的な健康教育が必要です。わたしたちは、「性」と「こころ」の自己決定をサポートしていきたいと考えています。
  4. 科学的な証拠に基づく医療の実現のために、女性の健康に関する学際的研究を行っていきます。
  5. 疾病や障がい、年齢に左右されないやさしい医療や社会の構築を提言します。
    パターナリズム(家父長主義)を廃し、ひとりひとりの人間が尊厳のある個人として大切にされる、心地よい社会環境を実現していきます。

一般社団法人 性と健康を考える女性専門家の会の活動は以下のように多岐にわたっています。

1. 政策への提言

  • 低用量経口避妊薬の認可を求めて
  • 新しい女性医療システムを目指して
  • 十代の性教育の充実を求めて

2.シンポジウム・セミナー

  • 21世紀の女性医療
  • 性感染症や中絶から十代を守ろう
  • 避妊カウンセリング―日本とアメリカ
  • 働く女性の健康 働く女性のメンタルヘルス
  • 中高年女性の健康―Complete Wellnessとは―
  • 女性の健康とクスリ
  • くすりCASP勉強会
  • 出産シンポジウム 他

3.リーダーシップ研修

  • ピル講師養成講座
  • 十代への性教育講師養成講座

4.調査研究

  • 日本女性の性・避妊行動調査
  • メディアの性感染症の取り上げ方についての研究

5.出版・編集協力、ビデオ、スライド作成

6.広報活動

  • 年3回のニュースレター発行
  • インターネットホームページの運営

7.ネットワーク形成

日本女医会、米国女医会、ほか国際アドバイザー多数との交流