2019年度 第2回勉強会
「ソーシャルワークと性暴力被害」

概要

日  時
2019/09/07(土) 18:00~20:00
会  場
朝日エル 大会議室(東京都中央区築地2-12-10 築地MFビル26号館 5F)
東京メトロ日比谷線 築地駅 2番出口から徒歩3分、1Fにソフトバンクショップがございます。
参 加 費
会員:1,000円/一般:2,000円/学生:500円(学生証の提示が必要です。)

参加方法

参加者の氏名・所属・連絡先を明記の上、一般社団法人 性と健康を考える女性専門家の会 事務局宛にメール[pwcsh@ellesnet.co.jp]またはFAX[03-5565-4914]にて、お申込ください。
もし、申込終了後に参加希望の場合は、上記アドレス宛にご連絡いただくか、当日会場に直接おいで下さい。

講師

宮本節子
(フリーソーシャルワーカー)

講師プロフィール

1943年生まれ。日本社会事業大学卒業後、地方公務員福祉上級職を16年勤め、89年から全国社会福祉協議会社会福祉研修センター専任教員、95年から2004年まで日本社会事業大学付属日本社会事業学校専任教員としてソーシャルワーカー育成に携わる。現在、NPO法人ポルノ被害と性暴力を考える会世話人として、女性や子どもに対するポルノ被害や性展力を訴える社会活動に取り組んでいる。主な著書に『ソーシャルワーカーという仕事』(筑摩書房)、『AV出演を強要された彼女たち」(筑摩書房)他。

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講演概要

近年、レイプ被害、DV被害、成人女性および児童の買春被害、AV強制出演問題など性暴力被害の問題が注目されている。これらの性被害に問題に共通する課題は2つある。1つ目は、被害者に社会から寄せられる”自己責任”という批判の言葉である。性に関することになると被害者側の落ち度が常に問われ、少しでも落ち度があれば被害として声をあげたこと自体を責められる。これは他の被害にはない特徴であろう。2つ目は、ソーシャルワークとの関連である。性暴力被害者は、被害をきっかっけに生活を破壊されることが少なくない。とりわけDV被害や成人女性の買春被害は生活の再建が必要になる場合が多い。ソーシャルワークの領域でこれらの支援を担ってきたのは婦人保護事業である。婦人保護事業は、売春防止法によって売買春の恐れのある女子を、またDV法施行後は、DV被害にあう女性たちの保護を行ってきた。
以上二つの課題の整理して一つの課題としてまとめると「ソーシャルワークと性暴力被害」というくくりになろう。

そして、性暴力被害という概念に対置する課題として、「社会福祉及びソーシャルワークの持つ女性への差別的眼差し」を置かねばならないと考える。社会福祉が歴史的に培ってきた女性差別の眼差しは、まさに社会福祉もまた女性の味方ではなく男性のものの見方考え方を深く刷り込んで形成されてきているからである。このような矛盾した歴史を振り返りつつ、この5,6年の間にソーシャルワーカーによって掘り起こされたアダルトビデオの中の性暴力について語りたいと思う。

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